この度、仙台スマートマシーンズ株式会社(以下、SSM社)の開発した、振動発電デバイスのマーケティング・セールス活動に関わる事になりました。
仙台スマートマシーンズの振動発電デバイスの特徴
SSM社は、東北大学の桑野博喜教授の研究成果や東北大学が持つ特許の製品化のためのベンチャー企業です。
SSM社の振動発電デバイスの特徴(別の言い方をすれば、桑野教授の研究成果の従来との違い)は、次の3つです。
- 過酷振動に強い
- 電池レス、メンテナンスフリー
- 無線通信が可能
この3つの性質により、次のような新しい展開がすでにいくつかの企業で模索されています。
- 自動車、鉄道等の過酷な振動のある系でも使用が可能
- マイクロ発電デバイスの自立電源で連続測定が可能
- データの無線通信により回転系、振動系へ適用が容易
素材研究に強みを持つ東北大の特徴も生かされ、従来研究では達成できなかったパフォーマンスを出しています!
期待できる利用分野
現段階で公開されている適用検討例、並びに検討されている分野としては次の通りです
- 高速道路の路面状況データのリアルタイムモニタリング
- 鉄道用台車の安全性リアルタイムモニタリング
- 鉄鋼プラント、化学プラントでの異常判定
- ポンプ、ブロワー等の工場保守への適用
仙台スマートマシーンズ社の振動発電デバイスについての詳細説明や、弊社による活動状況などはこちらのURLでまとめて報告させて頂こうと思います。
振動発電デバイスによる異常検知ソリューションを提供します
https://www.ebitomo.co.jp/piezoelectric/
振動発電、振動発電デバイスによる設備系の異常検知にご関心の方は、このURLをブックマークいただけますと幸いです。
お問い合わせはSSM社に直接行っていただいても結構ですが、弊社でも受け付けます(どちらでも同じです)。
お電話などは繋がらない場合がありますので、お問い合わせは次のフォームからいただければ幸いです。
追伸:異常検知といえば、深層学習(ディープラーニング)との組み合わせも提案可能です!
私、海老原は仙台スマートマシーンズ株式会社 とは別に、株式会社JSOLさんにてAIビジネスのプロデュースを行っています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、株式会社JSOLはSAPの導入コンサルティングでは日本有数の企業(SIer)さんで、今はその中のソリューション&テクノロジーと言う部門にてディープラーニング(深層学習)をはじめとするAIビジネスのプロデュースや、既に実施されているPoC案件に関わっています。
SSM社の振動発電デバイスを使えば、振動状況をモニタリングするためのデータを取得することは可能です。
しかしながら、そのデータから異常を検知するためには、ディープラーニングによる異常発見システム(アプリ)の開発が不可欠です。
現在、この両方を提供することができますので、工場や製品の異常を振動発電によって検知することにご関心のある企業様には後工程の異常検知システムの開発提案も行うことができます!